お知らせ
あんこの美味しい季節。
餡子(あんこ)というとやっぱり冬の食べ物のような気がします。新潟では笹団子というのがありますがよく「こしあん」と「つぶあん」のどっちがいいかの派閥争いが起こります。
私の母はこし餡派なんですが、私はどちらでもいいのですがなんとなく粒あん派ですね。
あんこは小豆でできてます。あんこの旬は10~3月くらいかなと思います。あんこの原料となる小豆が秋に収穫され、乾燥してから市場に出回るためです。この季節には、あんこ餅やぜんざいなど冬を代表するメニューによく使われます。
我が家では餅をよくもらうので餅を焼いて熱湯にくぐらせて餡子をかけて食べます。
おはぎやぼたもちもよくもらって食べるのですが、おはぎとぼたもちの違いがよくわかりません。
春のお彼岸には、牡丹の花が咲くことから「ぼたもち」、秋のお彼岸には、萩の花が咲くことから「おはぎ」と言われるのは本当でしょうか?
他、新潟だと夏には水ようかんや水まんじゅう、秋のお月見の時期には、上新粉や白玉で作る真っ白のお団子にあんこをつけて食べる習慣があります。
■雪室あんことは
以前、あんdeパンの あんこジャム、いかがですか? の記事があったかと思いますが、あんフーズ新潟さんから発売している「雪室あんこ」是非、みなさんに食べて欲しいです。「雪室あんこ」は新潟の雪室で貯蔵した小豆を素材とした特別なあんこです。
厳選した北海道産小豆を雪の貯蔵庫「雪室」でゆっくりと寝かせ、後を引かずに上品な甘味が特徴の小倉あんです。保存料・着色料は不使用。おもちやお団子はもちろん、トーストやアイスに添えたり、温めてお汁粉で召し上がるのもおすすめです。
この ”雪室(ゆきむろ)” 新潟では小豆だけでなく、お米、コーヒー豆や野菜、日本酒、焼酎、お肉、醤油などさまざまな食品を貯蔵して「雪室屋」ブランドとして発売しております。
夏の間でも雪は溶けず、雪室の中は1年をとおして一定した低温(室温0℃、湿度90%)を保っており電気の振動もありません。実はこの振動も野菜や肉にとってはストレスのように感じ、味に影響すると言われています。雪室は冷蔵庫いらずの自然の冷蔵庫なんです。食品はここで熟成され美味しさが増していきます。
■雪をいかす新潟
私は新潟県でも比較的都会の新潟市に住んでおります、雪はどちらかというと邪魔者という感じです。新潟県でも魚沼や上越でこの雪室の文化はできあがりました。
雪国に古くから受け継がれる文化、雪室(ゆきむろ)、雪は決して邪魔者ではなく、冷蔵庫かわりに使う資産です。古くから伝わるこの雪室熟成保存は、電気などのエネルギーを使わない自然リサイクルエネルギー、今で言う「SDGs」ですね。
この「雪室屋」ブランド、是非、味わってみてください。
営業部/本多