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2025.02.19

懐かしい八角の掛け時計。RIKI CLOCK


タカタレムノスさんのショールームに伺った時、懐かしいかけ時計が目に入りました。
昔、実家の壁に掛けられていた時計で八角形で見やすい文字と分かりやすい針。
今は違う時計が掛けられていますが今の時計よりこの時計の記憶の方が強く残っております。

Rikiクロックの「八角の時計」といって渡部力さんがデザインした時計でした。

実は生産が終了したアイテムだったのですがそこに光をあて、氏のディレクションのもと素材やバランスを見直しリデザインしたのがこの八角形の時計です。

私の記憶にある八角の時計は渡辺力さんがデザインしたモノでは無く実は氏の影響を受けてオマージュ、模造された時計かもしれません。ただ、それほど影響が強かったのだと思います。



渡辺力デザイン 日比谷の時計
あの日比谷交差点の第一生命本社のポール時計(1972)も渡辺力さんのデザインだったんですね。
極限のシンプルさと力強さは視認性も高く何かの意味や概念にとらわれない手本のようなデザインだと感じました。

「重厚な建築にどう対処していくかが問題点だった。建築家の長老松本与作先生(第一生命顧問)、谷口吉郎先生、勝美勝さんからも誉めて頂いた、私の会心作。」



リキクロックは真のユニバーサルデザインを提案します。
ユニバーサルデザインとは、文化、言語、年齢や性別、国籍、障害の有無に関係無く、人々のさまざまな特性や違いを超えてどんな人でも公平である事だと思います。真のシンプルとはこうゆうデザインを指すのだろうと感じます。

我が家のリビングは タカタレムノスのfun pun clock(ふんぷんクロック) を使ってますが、渡辺力さんのRikiクロックを知ると子どもが大きくなったらあの八角時計に替えたいなと思ってます。

私は時間をデジタルで見ても頭の中では文字盤のアナログ時計を思い浮かべて時間を認識します。やっぱりスマホやスマートウオッチなどデジタルが主流になってもこのアナログ時計は替えたく無いですね。



営業部/本多



渡辺 力(1911-2013)
東京高等工芸学校木材工芸科卒業。母校助教授、東京帝国大学(現東京大学)林学科助手等を経て、’49年日本初のデザイン事務所を設立。東京造形大学室内建築科、クラフトセンター・ジャパン、日本インダストリアルデザイナー協会、日本デザインコミッティーの創設に深く関わる。京王プラザホテル、プリンスホテルなどのインテリアデザイン、ヒモイス、トリイスツール等の家具、また壁時計に始まり日比谷第一生命ポール時計などパブリッククロック、ウォッチまで時計の仕事はライフワークとなった。ミラノ・トリエンナーレ展金賞、毎日デザイン賞、紫綬褒章など受賞多数。2006年、東京国立近代美術館にて「渡辺力・リビングデザインの革新」展を開催。