お知らせ
1本1本手書き、ハンドメイドの味わいがあるKähler(ケーラ)のフラワーベースOMAGGIO(オマジオ)
10年くらい前に出張でデンマークへ行きました。
当時、弊社はデンマーク aida(アイーダ)社の日本代理店をしており、aida本社のあるデンマークのAarhus(オーフス)へ訪問しました。
オーフスはコペンハーゲンに次ぐデンマーク第二の都市でユトランド半島の東岸に位置しております。街並みはヨーロッパの古都を思わせるような石畳の道と古い建物が印象的な街でした。
そこでaidaの担当者にKAHLER(ケーラ)のカフェに連れて行ってもらいました。丁度お昼時で私たちはデンマーク名物のオープンサンドを食べました。
そこでKAHLER(ケーラ)の食器やフラワーベースと出会います。
そこで見たこのオマジオのフラワーベースがなんか気になりました。
Århus(オーフス)を後にしてデンマークの首都コペンハーゲンへ移動します。コペンハーゲンはシェラン島に位置し、オーフスから電車で移動しました。
コペンハーゲンで店舗視察をした時、ILLUMS(イルムス)にて私たちが代理店をしているaidaよりKAHLER(ケーラー)の方がたくさん売られていました。そこで気になっていたこのオマジオのフラワーベース、1番小さいサイズ、色はネイビーを購入しました。
日本へ帰国するとイルムスやアクタスでけっこう販売されているのを目にして、なんだ日本でも売ってるのか・・・と、がっかりした記憶があります。
Kähler(ケーラ―)は1839年に陶芸家のハーマン・J・ケーラー(Herman J.Kähler)により設立されました。 現在も当時と同じように、ほとんどの工程は職人の手作業により製造されております。
ロゴの「HAK」は息子のハーマン・A・ケーラー(Herman A.Kähler)の頭文字からきます。父親の工房を引き継ぎ、新しい釉薬や創作に情熱を燃やした彼は、国外の展示会にも積極的に出品し、パリ、ニューヨーク、シカゴといった世界中のディーラーの注目を集めます。ケーラーはデンマークで最も有名な陶磁器メーカーとなります。
ところが2008年に倒産いたします。ケーラーを救ったのは現在のオナーでもある建築家のフランツ・ロンギ(Frantz Longhi)です。実業家でもある彼の手腕で陶磁器だけにとどまらずオーフスにカフェやコペンハーゲンのチボリ公園内にレストランなどを出店しております。
OMAGGIO(オマジオ)のフラワーベース
ケーラーといえばオマジオ、アイコン的存在のフラワーベースです。なんとデンマーク家庭の65%で使用されているのだとも言われております。
どの部屋、風景にもマッチするシンプルなボーダー柄、私は小さいベースを持っているので主に一輪挿しに使っております。S、M、Lサイズあるので大きいサイズだと存在感も大きくお部屋の主役になるアイテムです。
このボーダー、1本1本手書きなのでよく見ると味わいがあります。
花を挿さなくてもインテリアになるアイテムだと思います。
営業部/本多