子どものころ、夏の縁日といえばハッカパイプを思い出します。
イヌやネコやパンダ、クマなどの顔にハッカ味のパイプがついていて、おこづかいで買っていました。吸い終わると笛のように吹いたり首から下げて公園に遊びに行っていました。

昔からある薄荷（ハッカ）、私はハッカというと懐かしい響きがします。
今は「ミント」っていいますね。

また、このハッカ油スプレー、北海道に行かれた方はどこかで目にしているはずです。
ハッカの産地は北海道北見地方で、歴史は古く明治までさかのぼります。実は北見の薄荷は、かつて生産世界一！世界シェア70％も誇っていたのです。

大正元年、サミュエル事件（きになる方はググってみてください）やその後、太平洋戦争で薄荷の産業は優先されず、日本の薄荷を苗を持っていったブラジル移民が隆盛しハッカのシェア世界一はブラジルになります。

このような歴史を刻んだハッカ産業、現在は滝上町で数件の農家が栽培している程度になりました。世界の中では移り変わる時代の中で対応できず消えて行く産地ですが、現在では純北見産のハッカとしてブランド価値を持って今でも日本人の間でも人気のアイテムです。

■万能すぎる「ハッカ油スプレー」
ハッカ油スプレーは実は食品、紅茶やお酒、リキュール、お菓子の香料としてお使い頂けます。また夏の時期、ハンカチやおしぼりへの着香料、部屋、トイレの芳香、お風呂に数滴いれるとリラックスタイムにいいですね。

ここで私の使い方は、「虫よけ」です。各製薬会社より”虫よけ効果あり”と出ています。キャンプや夏の夜のおでかけ、花火などに使ってます。ただ、虫よけ効果に関して、本品に記載はございません。また殺虫効果も無いのでご注意ください。
食品なので肌につけても問題ございませんが、誤って目に入ると大変しみるのでお子様には不向きですね。

ハッカの爽やかな香りは、蚊・アブ・ブヨ・ハチ・カメムシにとって忌避性があると言われています。

あと、白湯にハッカ油を少し入れてうがいをするとスッキリした気分になります。

■酒に入れてタノシム
私はウィスキーが好きで週末は水割りやハイボールなど少し嗜むのですが、このハッカ油をほんの少し入れてみてください。
スッキリして旨い！安いウィスキーでも旨い！ただスプレー１プッシュは入れすぎで、本当にほんの少し入ったか入らないか？くらいをおすすめ致します。
１プッシュ入れると入れすぎで唇がヒリヒリします。

あと、消臭効果もあると思います。ロールオンも人気のアイテムで直接肌につけてもいいかと思います。体臭が気きになるお年頃なのでたまにつけております。

本多/営業部