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19世紀から愛された William Morris(ウィリアム・モリス)の世界
2023年にリンデン㈱様より発売され、正規代理店として㈱アート・ラボさんが取り扱いされています。ウィリアム・モリスのMorris&Co.とMorris Galleryシリーズ。導入してからお客様の反響も良く、ご好評を得ております。このアイテムで初めてウィリアムモリスを知った方もいらっしゃるかと思います。
■William Morris(ウィリアム・モリス)って?
19世紀イギリスで活躍したテキスタイルデザイナー、詩人、ファンタジー作家、アーティスト、翻訳家、建築保護運動家、社会主義活動家。他、アーツ・アンド・クラフツ運動主導者。
時代背景としてウィリアム・モリスの生きた時代は、イギリスの産業革命後で市場には大量生産のモノがあふれていました。一方、かつての職人はプロレタリアートになり、労働の喜びや手仕事の美しさも失われてしまいました。モリスは中世に憧れて、モリス商会(Morris & Co.)を設立し、インテリアや美しい書籍を作り出しました。生活と芸術を一致させようとするモリスのデザイン思想とその実践をアーツ・アンド・クラフツ運動といい各国に大きな影響を与え、20世紀のモダンデザインの礎になりました。
■いちご泥棒(Strawberry Thief )
ウィリアム・モリスの代表作といえば「いちご泥棒」です。デザインの中に苺と小鳥が描かれています。
モリスがこよなく愛し、一家で休息をとるために度々訪れたイングランド南部のKelmscott(ケルムスコット村)にある農家の家(日本で言う古民家)。そこはモリスが提唱しているアーツ&クラフツ運動の原点である「農業と生活が一体していて、村や周りの田園風景と調和している事」がデザインの理想の世界になっている場所でした。
ここからは想像ですが、庭で大切に育てていた苺、そろそろ収穫しようかと思った矢先、小鳥がやってきて、その苺をついばむ・・・(泥棒!)きっと、その愛らしい光景をモリスがデザインにしたと思います。
■なぜ今、William Morris(ウィリアム・モリス)なのか?
最近、William Morris(ウィリアム・モリス)デザインの雑貨やインテリアをよく見かけるかと思います。今年はウィリアム・モリス生誕190周年、2026年になると没後130年と節目の年を迎えます。それもありますが、モリスのデザインが長く日本でも愛されている事と、日本の家屋の佇まいにも調和しやすいからだと思います。特に「いちご泥棒」のデザインは暖簾にもデザインが落とし込まれています。他、キッチンマット、スリッパ、クッション、ポスターなどのテキスタイルが多く、他、マグカップ、エコバック、傘、靴下、Tシャツなど身近な雑貨にもモリスデザインが使用されております。また購入層も幅広くご年配の方から若い方までマッチするデザインです。
アート・ラボさんの取り扱い商品はフレグランスを始め、インテリアやステーショナリー、ハンカチ等がございます。売り場も作りやすいアイテムが多いです。是非、導入をご検討ください。
営業部/本多