ふいごの時計、私の世代は懐かしい代物ですが、若い方に提案したら「斬新！」と言われました。
今の方から見ると新しい商品に見えるのですかね。「ホッホー」と やさしい音色で時をお知らせするカッコー時計、和紙のふいごで風を送って音を鳴らす。昔で言う楽器のアコーディオンと同じ原理で、和紙製の蛇腹を圧縮させて空気を送り笛を鳴らす仕組みです。

いつ鳩が出るんだろう？というワクワク感と、この「カッコー」の優しい音色がココチ良さがなんとも言えません。

祖母の家には振り子時計とふいご時計がありました。

実はこのフイゴ式の時計、日本で製造できる工場は一か所しか無いのです。

鳩時計も電子音になりつつある昨今、このフイゴにこだわり続け、国内で唯一アナログのフイゴ機構のハト時計を製造している会社「リズム株式会社」さんです。

リズムさんのふいご時計、ハトが出てきて時を知らせる方式ですが、デジタルになっても尚、こういったモノが残っているのはいいですね。

デザインも昔とは違いシンプルになり、置時計としても使えます。

昔は振り子時計やフイゴ時計、ラジオなど音で時間を知るアイテムが多かったような気がします。
たまにはデジタルから離れた生活いかがでしょうか？

営業部/本多