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2024.03.14

職人が手を加え、素朴な素材と、精油の香り


香りやその容器、パッケージのディティールにこだわるメーカーといえばキャライノベイト、代表的なアロマレコルトが昨年リニューアルいたしました。

香りも調香師が選んだ香りで、全ての商品のパッケージに使われているプラスチックは、工場でパッケージを作る際に余ってしまう端材を再利用しています。また、箱や台紙にも再生紙が使われています。


■アロマブリックには安田瓦を使用
弊社のある新潟では安田瓦は有名、安田瓦といえば鬼瓦。私の自宅、玄関にも鬼瓦の置物が居ます。安田瓦は、阿賀野市保田地区で生産される還元焼成粘土瓦。江戸時代からの歴史を持ち、雪国の厳しい気候に対応する断熱性と耐寒性に優れた瓦です。
なんと福島県会津若松市の会津藩ゆかりの鶴ヶ城も安田瓦を使用しております。
近年、やすだ瓦ロードとして瓦工場が集まっている保田地区は観光地としても有名になりました。工場見学や瓦をつかった食器や箸置き、小物の直売もあります。

その工場でも割れ、ひびの入った不良品は出ます。その安田瓦を使ったブリックや器も再利用してつくっております。

新潟県民としてはしてやられた感があります。そこに目をつけるとはさすがキャライノベイトといった感じです。

使い終わってもインテリアとしてかざっておきたいです。


■練り香水の容器には山桜を使用
ソリッドパヒュームの容器もこだわっています。
岐阜県中津川市の早川木工所。精巧な木製品を作る職人が、商品の特徴でもある木容器に製作をしています。木材の仕入れも自ら行い、厳選した品質の良い素材を入手し加工まで行います。練り香水に使用している山桜は地域で取れた木材で、技術が要る嵌合の仕上げや、一つ一つ違う木材に合わせた調整を手作業で行い、洗練された製品を作り出します。
木目は唯一無二で、様々な表情があります。また使うたびに味わいが出るので、経年変化を楽しみ自分だけのアイテムとして愛着が沸くようなプロダクトです。

他にもディフューザーには東濃檜のスティックを使用したり、ハンドクリームには使い心地にこだわったシアバターやアルガンオイルスクワラン配合で、サラっと使えるテクスチャーになっています。

今回は香りでは無く、パッケージ、容器にフォーカスしてみましたが、香りも楽しんでみてください。

本多/営業部